子供の栄養失調
- nemoto73
- 2021年6月16日
- 読了時間: 3分
あ〜今夜のご飯どうしよう…と思ってため息が出る疲れた日のメニューは、
土井善晴さんの「一汁一菜という提案」という本の
ハレの日とケの日があり、普段はケの日でいいじゃないかという言葉に完璧に甘んじでおりました。
この本で私がすごいなと思ったのは、「脳みそが美味しいご飯」と「身体に美味しいご飯」について書かれていたところです。海老フライとか、グラタンとか、ステーキとか、そういう見た目に華やかなご飯で、味付けもしっかりしているものは、脳みそに刺激がくるご飯であると。
でも、そういうご飯はハレの日でいいんじゃないですか?って書いてあったように認識しております。
(すみません、数年前に読んだので間違ってたら…)
で、それよりも家族の様子をみて、あぁ今日はこれにしようと言って台所で作るあたたかさみたいなことを書かれていたんですよ。
で、私はそれを自分に適応したわけです。
「あー作るの疲れたよね。じゃあ、今日も豚汁にして、ぜーんぶ入れちゃえばいいやっ!」って。
自分に甘くして何が悪い!栄養価も多分大丈夫!って感じです。
で、前置きが長くなりましたが、
コロナで旦那さんが、四六時中家にいるようになって、それは結構やばい食卓だと認識していたので、いる時は真面目に作ってたんですが、つい先日…疲れ切って(言い訳)。
リモートミーティングで遅くなって食卓に参加した旦那さんの前に、鎮座する豚汁とお米。のみ…
子供には普通な景色だったんで、「あ、パパ〜美味しいよ!豚汁!」というにこやかな我が子に
間の抜けたような夫の顔が。
「あ、あぁ…うん。え、みんなもっとお米食べなよ!これだけしかないんだからさ…」と夫。
戦時中か!と心の中でツッコミを入れつつ静かにする私。
食事が終わりましたら…
「あのさ、飽食の時代だけどある子供の栄養失調って知ってる?」「あれじゃカロリー足りないでしょ」と続き、
疲れ切っておりましたので「だったら作れば!!!」と言いたいのは、意味がないので飲み込んで(←ここは正気だったことを自分で褒めたいと思います)
調べてみたら、8歳男子には活動量が低い子でも最低1600キロカリー必要とのこと!正直いうと自分の2くらいでいいかと思っていました。。
すまぬ、子供達よ…
で、とりあえず勉強しようと思って3−4冊本を読みました!
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「成功する子は食べ物が9割」細川モモ、宇野薫著
「成功する子は食べ物が9割 最強レシピ」 細川モモ著
→5大栄養素をバランスよく摂ることや、栄養の大事さについてよくわかりました。
→割と大人の「最強の食事」的なことを子供にも適応している印象です。
『子供の「集中力」は食事で引き出せる』上原まり子著
→薬膳のベースとなる陰陽の考え方が、子供のタイプにはまっていて、目から鱗でした。
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そして我が家の食事はどうなったかというと、
朝ごはんは、お米とお味噌汁と海藻類(ふりかけでも、お味噌汁の具でも)
昼ごはんは、陰陽の思想を取り入れて、お米はおにぎりに。
夜ご飯は、魚と肉を交互にして、5大栄養素(色で考えても可)を取り入れるようになりました。
あと子供用のサプリメントもおやつに取り入れたりしてみています。
本を読んでみて思ったのは、結局親である私は、
ご飯を作って、洗濯したり掃除したり、生活のあれこれして整えてあげることくらいしかできないんだわ〜と思って、改めて気が引き締まりました。
しばし、ご飯を用意することを重要視して、
私自身も栄養をたくさんついでにとって、整えてみたいと思います!
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